学生時代の頃、このボルジア家のお姫さんに興味がすごくありまして。
澁澤龍彦の著作でルクレツィアのことを読んで以来、ファンと言うか、気になる女性でした。
一般的には毒薬による暗殺などで政敵を次々と闇に葬り去っていったボルジア家の美しい妖女のように言われる場合が多いみたいですね。
お兄さんのチェーザレが妹への異常なまでの執着心と愛情を抱いてたのも有名な話で、そのせいもあって、男を惑わす毒婦、みたいに後世では伝えていたようです。
実際、何度か夫が変わってるのですが、それは父親の政略結婚のせいであって、彼女のせいではない。
彼女と兄との近親相姦を扱った小説なんかも読んだことがありますが、こういうイメージで後世の人は彼女を見てたんですね。
でも、近年の研究では、彼女はむしろ芸術家のパトロンとして有名で、良妻賢母の女性だったらしいです。
しかし!
芸術家や人々の想像力をかきたて、興味を引くのはやはり『美貌の毒婦』としての姿なんでしょうね。
ルネサンス期のある高級娼婦の肖像画がルクレツィアだとされてたときもあったらしい。
たしかに清楚な感じでありながら、男を惑わす香が漂ってくるような女性像でしたが。
ルクレツィア本人にしてみれば、濡れ衣で、とんでもないイメージをおっ被されたって感じだろうけど。
男の人も、清楚な感じの女性に惹かれながらも、こういうファム・ファタル的な女性の魅力に抗えないんでしょうな。
女だって、安全パイな男よりも、危険な感じがする、癖のある男のほうに惹かれたりするからね。
例えば、チェーザレ・ボルジアのような。
でも、実際そういう男と付き合うと、すんんんごく疲れるだろうなあ
女でも男でも、火傷したくなかったら、そういう宿命的な女・男に近づいてはいけないってことですね。
だけど本音は、そんなルクレツィアみたいな女性に憧れます・・・
どんな男でも、女でも惹きつけるような美しさが欲しいなら↓


